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リバーサルオーケストラ第1話感想

 

 

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放送日・あらすじ

放送日

2023年1月11日(水)日本テレビ系列で放送

あらすじ

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相関図|リバーサルオーケストラ|日本テレビ (ntv.co.jp)

 

 

感想

のだめカンタービレとの比較

オーケストラを扱ったドラマと聞くとどうしても『のだめカンタービレ』を思い浮かべてしまいます。俺様指揮者と燻っている元天才少女というのも一緒です。

 

ただ、のだめカンタービレが音楽大学の話だったのに対して、こちらはプロの交響楽団です。演奏に問題を抱えている点は共通ですが、こちらはプロなので客を呼び4ヶ月後の柿落とし公演を成功させなければならないというミッションがあります。

どちらかというと『ルーキーズ』とか『もしドラ』とかのようなダメ組織を再生させる系のドラマの方が近いと思います。

海外ドラマの『モーツァルトインザジャングル』が一番近いのかな?

常葉朝陽の帰国

初回は主人公たちがおかれた状況の説明に徹していました。

朝陽(田中圭)は父親に騙され強引に玉響の指揮者に就任させられます。玉響のメンバーたちの抱える問題点の一端が示されました。「ここはサークルではない」という朝陽の言葉からもわかる通りプロ意識に欠けるんですね。でもガラガラのホールで演奏していたら心が荒んでくるのもわかります。

谷岡初音の捜索

コンクールで楽しそうに演奏する少女が通う”たにおかヴァイオリン教室”を手掛かりに元天才少女谷岡初音の捜索が始まります。時系列が入れ替えられていたのでコンクールの審査員を朝陽がやっている展開がわかりにくかったです。

あの『トイ、トイ、トイ」というのはドイツ語のおまじないだそうです。多分のちのちもう一度使われるでしょう。

 

事務局長の小野田(岡部たかし)が活躍していました。地方公務員法まで持ち出して追い詰める展開は面白かったです。言い逃れをことごとく封じる調査能力は今後も活躍しそう。

 

地方公務員法

第三十八条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下この項及び次条第一項において「営利企業」という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。ただし、非常勤職員(短時間勤務の職を占める職員及び第二十二条の二第一項第二号に掲げる職員を除く。)については、この限りでない。 2 人事委員会は、人事委員会規則により前項の場合における任命権者の許可の基準を定めることができる。
引用 -e-gov法令検索

10年前の出来事

結構あっさり初音が表舞台をさった理由が明かされました。自分のせいで妹が死にかけたことがトラウマになっていたんですね。「チョコがいい」っていうのは初音が一歩踏み出したことを端的に示すセリフで良かったと思います。

一人で弾き続けていたとはいえ10年のブランクがある人にコンマスが務まるのかという疑問はありますが、フィクションなので気にしないでおきます。