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リバーサルオーケストラ第3話感想

 

 

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放送日・あらすじ

放送日

2023年1月25日(水)22:00~日本テレビ系列で放送

あらすじ

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相関図|リバーサルオーケストラ|日本テレビ (ntv.co.jp)

 

 

感想

共同生活スタート

金欠の庄司が谷岡家に下宿したことで共同生活がスタートしました。他にも妹の奏奈(恒松祐里)がオーケストラのSNS担当になったり、谷岡家がメンバーのたまり場になったりしたことで場面ごとのつながりが良くなって見やすくなりました。

ティンパニスト探し

引き抜かれたことで空席となったティンパニーを探すというのが今回の課題の一つ目でした。

といっても朝陽(田中圭)が目星をつけていて、初音(門脇麦)はお遣いに行くだけですけどね。初音はかなりの有名人で名前を聞けば知らない人はいないようです。初音の復帰の舞台に初音の初演奏を支えたメンバーが駆け付けて支えるという展開は結構意義深い展開だと思うんですが、それほど有効に機能していなかったような気がする。

藤谷を演じている渋川清彦さんは『真犯人フラグ』で阿久津刑事をやっていた俳優さんです。「する、しない、どっち?」みたいなセリフが印象的でした。Wikipediaによるとドラム経験があるそうです。「入る、入らない、どっち?」っていう字幕はそれに由来しています。

妨害工作

市長と対立する本宮(津田健次郎)が登場すると少し古臭くなるんですよね。まぁ本宮がいないと話が展開していかないので仕方ないんですけど、バイキンマン的というか、豚汁配るのはくだらなすぎる。

初音の不安

これが今回一番大切な山場です。第1話と内容が少し重複しますが、今回のは10年前のトラウマを克服するということ、不安に打ち勝つことに重点が置かれています。

「トイ、トイ、トイ」というおまじないからもわかる通り音楽を楽しむという姿勢が根底にあるのがいいですね。

「大丈夫です。一人じゃない、僕たちはオーケストラです。」というアットホームな雰囲気が観ていて心地いいです。

『のだめカンタービレ』との大きな違いはメンバーに年齢や経験の広がりがある点です。親と子ほどの年齢差があったりするので包容力が違うんですよね。

そして朝陽が理想とするオーケストラの姿も少し見えてきました。

聴き所 豆知識

アインザッツ、セコバイ、コンマスの役割、オーケストラの並び順などいろんな豆知識が邪魔にならない程度に盛り込まれています。例えばセッティングの変更に15分かかるという展開もこの知識があるのとないのとでは理解度が違ってきます。

 

 

練習シーンを通じて朝陽が野暮ったいと指摘した箇所や初音がメモ書きしたティンパニーの演奏箇所など、聴き所があらかじめ示されているので、途中でナレーションが入るようなことがなくても長尺の演奏を退屈せず聴くことができました。やっぱり演奏シーンがこのドラマの要なのでこういう工夫はうれしいです。