30インチで観ています。

映画やテレビドラマの感想を書いています

6秒間の軌跡第4話感想

 

 

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています(詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください)。

 

放送日・あらすじ

放送日

2023年2月4日23:30~テレビ朝日系列で放送

あらすじ

現在の配信状況はこちらを参考にしてください↓
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱 - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ

相関図はコチラ↓
キャスト|土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

 

感想

ストレス

前回変化を受け入れた星太郎(高橋一生)ですが、ひかり(本田翼)との共同生活にストレスを感じているようですね。一度解決した問題を再度持ち出しているので毎回同じことの繰り返しとも言えますが、別に嫌な感じはしませんでした。

このドラマは変化を受け入れることがテーマで、それはずっと変わらないのですが徐々に星太郎の過去が掘り下げられていきます。

初めての依頼

初めての依頼主・片山が打ち合わせに訪れます。顔見知り程度の女性に花火で告白しようとする思い込みの激しい片山を星太郎は小馬鹿にしつつ、失敗した時のことを心配します。確かに夜中に山奥に呼びつけるのって難易度高いですよね。

ひかりとの生活にストレスを感じたり、失敗を心配したり、星太郎は先回りして苦労を背負い込んでしまう性格のようです。あらかじめ予防線を張ることで傷つかないようにしているのかも。

打ち上げ

打ち上げ当日、遠くから見守る星太郎には片山の声が聞こえず、片山の口元と相手の神谷の反応で告白が成功したことがわかる演出が良かったです。前日に片山がリハーサルしているので口の動きだけでなんて言ってるのかわかるんですよね。神谷さんの登場時間は短かったですが、タクシーから降りた瞬間「これはたぶん成功するな。」という説得力がありました。

座布団のシミ

今回登場する重要なアイテムが座布団のシミでした。

2019年の夏ですからコロナ禍前の最後の花火大会での出来事ってことになります。父親との二人暮らしで互いに言及することを避けていた母の不在について、職人仲間から踏み込まれたことで喧嘩になったときについたシミでした。

父親との軽快なやり取りは母の不在を取り繕うための無駄話がきっかけだったんですね。「でも楽しかった」という航の言葉ななんか好きです。きっかけはなんであれ、2人が築き上げた関係性はそれ自体が尊いですよ。「リモコンどこいった」という会話もとぼけた感じが面白かった。なんとなくひかりと星太郎のやり取りも父子のやり取りに似てきた気がします。

後片付け

花火を打ち上げた後は燃え殻を掃除するんですね。知らなかったなぁ。

こういう豆知識好きです。打ち上げの時のトラメガでのやり取りも何言ってるか分かんないけど楽しい。

『6秒間の軌跡』というタイトルに関する言及もありましたね。地面から空へと目線が移動していく様や、花火が開き終わるまでの時間と空間を表現していて、音とか余韻とかも感じられるし、センスに良いタイトルですよね。